高士傳卷二 魯二征士

叔孫通の招きを拒む

  • 魯の二人の徴士はいずれも魯の人。
  • 高祖が天下を平定して皇帝の位に即くと、博士の叔孫通が魯の諸儒三十余人を徴して漢の儀礼を定めたいと申し出た。
  • 二人の士だけは応じようとせず、通を罵って言った。「天下は定まったばかりで、死者はまだ葬られず、傷ついた者もまだ立ち直っていないのに、礼楽を興そうというのか。礼楽が興るのは百年の徳を積んだのちにこそ可能なのだ。私はあなたのなさることに従えない。あなたのなさることは古の道に合わない。私は行かない。あなたはお帰りなさい、私を汚さないでください。」
  • 通はあえて彼らを連れて行くことができず、立ち去った。