高士傳卷二 安期生

秦始皇との邂逅

  • 安期生は瑯琊の人。河上丈人に学び、海辺で薬を売って年老いても仕官せず、当時の人々は彼を千歳公と呼んだ。
  • 秦の始皇帝が東方を巡遊した際、彼を招いて三日三晩語り合い、金璧を数千万相当も賜った。安期生はそれを阜郷亭に置いて立ち去り、赤い玉の履物を残して報い、始皇帝への書に「後年、蓬萊山のふもとに私を訪ねよ」と書き残した。
  • 秦が滅びた後、安期生は友の蒯通と交わり、項羽が彼を封じようとしたが、ついに受けなかった。