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高士傳卷一 荷蕢
出自
荷蕢は衛の人。乱を避けて仕えず、自ら姓名を隠していた。
孔子への評
孔子が衛で磬(けい)を打ち鳴らしていたとき、もっこを担いだこの人物が孔氏の門前を通りかかり、「心のこもった磬の音だ」と言い、続けて「硁硁として自分を知る者のいない音、それだけのことだ。水が深ければ着物のまま渡り、浅ければ裾をからげて渡ればよい」と述べた。
孔子はこれを聞いて「思い切ったものだ、それができれば難しいことはない」と評した。
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