金史卷九十 列傳第二十八 張九思

段階

  • 字は全行、錦州の人。皇統初、行台省女直訳史から易州同知などを歴任、宋への歳貢受領で幣物の質を問わず私的な饋贈を拒否した唯一の使者となり不正の慣行を絶った。大理少卿として殉節者の子への叙用を進言し採用された。屯田明安の地引きに関する提言も採用され、御史中丞として制度改正に関わった。晩年は独断専行が目立ち、子の若拙が詔勅偽造に連座し、九思は憂懼して病没した。