紀效新書調發說
- 要旨: 出兵の際に部隊を寄せ集めの「選鋒」で編成する慣行を批判し、平時に訓練した部隊をそのまま戦場に出すべきだと説く。
現行の弊害
- 南方では長年訓練を重ねてきたにもかかわらず、実戦に強い兵が育たない原因は、平時の訓練が実戦に即していないことに加え、出兵の際に各哨から志願者・強者を抜き出して「選鋒」を急遽編成する慣行にあると指摘する。
- これにより部隊が分断され指揮系統が乱れ、戦果が上がらなくても責任の所在が曖昧になると批判する。
提案
- 平時に率いていた部隊をそのまま出兵させ、官職と部隊名を書いた牌で調発すべきだと説く。
- こうすれば平時の訓練責任者がそのまま実戦の責任者となり、言い逃れができなくなる。
- 「選鋒」の選抜自体は否定しないが、それは平時の無事な時に行うべきであり、対陣の際に行うべきではないと述べる。