間書隋の賀若弼、船と旗幟を偽って陳を欺いた策
『隋書』に言う、賀若弼は京口を攻めることを謀り、多くの陳の船を買い集めてこれを隠し、一方で古びた粗末な船五、六十艘を人目につくよう溝の中に置いた。陳の人々はこれを覗い見て、賀若弼には船がないと思った。賀若弼はまた、長江沿いの防備の兵の交代の際には必ず広陵に集結すると求め、大いに旗や幕を並べ、陣営の旗指物が野一面を覆うようにした。陳の人々は大軍が来たと思い、急いで兵を発して備えたが、やがてそれが本当の攻撃ではないと分かると、二度と厳戒しなくなった。そして後に実際に江を渡ったとき、陳の人々はついに気づかなかった。
按ずるに、これはすなわち「敵に覗わせて」反間とするものであり、まず虚を示してから後に実を行うという方法である。