西夏書事卷四十 宋寧宗(金至寧元年・九月金貞祐元年・蒙古太祖八年) 嘉定六年(夏光定三年) 1213年

金への侵攻

  • 春三月、月と金星が並んで現れた。
  • 夏六月、金の保安州を侵しこれを破り、慶陽府を包囲した。保安の刺史を殺し慶陽の官も殺したが、知慶陽府蒲察鄭留の反撃で退いた。
  • 秋八月、金の邠州を破り、その節度使烏林答琳を降した。琳は金の郜国公主を娶っていたが中風で戦えず降った。金主は公主の待遇改善を夏に諭した。
  • 冬十一月、金の会州を攻めたが窄土峡で敗れた。金主永済が弑されて金国が乱れた隙を突いたが、金の徒単醜児・烏古論長寿の反撃で敗れた。
  • 十二月、金の鞏州を破り節度使夾谷守中を捕らえ、平涼城下でこれを殺した。守中は屈せず城兵を鼓舞して抗戦を続けさせ、夏兵に殺された。