西夏書事卷三十九 宋寧宗(金承安元年) 慶元二年(夏天慶三年) 1196年

対金の通常の遣使

  • 春正月、金へ正旦を賀う使者を送った。金の定制により入見の期日が調整された。
  • 夏五月、金の使者が来て横賜を行った。
  • 秋九月、金の天寿節を賀う使者を送った。新設の通事制度に従い奏告した。
  • 冬十月、金の使者が来て誕生日を賀した。

越王仁友の死と安全の封爵

  • 十二月、越王仁友が没し、その子安全を格下げして鎮夷郡王に封じた。仁友は仁孝の族弟で深沈な人物であり、任得敬の専権時代に韜晦して身を守り、仁孝の任得敬誅殺に際しては密命を受けて任得聰・任得仁らを誘い捕らえる功を立て越王に封ぜられていた。その死後、子の安全は暴狠な性格で嗣爵を望んだが純佑は許さず鎮夷郡王にとどめたため、安全はこれを怨んだ。