西夏書事卷三十八 宋孝宗(金大定十七年) 淳熙四年(夏乾祐八年) 1177年
対金の通常の遣使
- 春正月、金へ正旦を賀う使者を送った。
- 三月、金の万春節を賀う使者を送った。
- 秋九月、金の使者が来て誕生日を賀した。
榷場の再禁と貢献
- 二月、金が綏徳榷場を再び禁じた。西遼の耶律大石の諸部が不穏で夏国との交通を恐れたためであり、陝西沿辺の榷場を一処にとどめて奸細を厳しく取り締まらせ、夏国の綏徳榷場もこれに伴い廃された。
- 冬十一月、百頭帳を金に献じた。仁孝が新たに工夫して造らせ献じたが金主は「貢献には方物がある」として却け、仁孝が重ねて上表し正旦使とともに献じることを許された。
- 十二月、東経略使蘇執礼を金に遣わして横進させた。通常の貢献に加え仁孝が金主の恩義に感じて追加で献じたものである。