西夏書事卷三十六 宋高宗(金天德三年) 紹興二十一年(仁孝天盛三年) 1151年
対金儀礼の継続と蕃漢教授の任命
- 春正月、金の正旦および生辰を賀う使者を送った。
- 秋九月、金に表を奉じた。前年冬に白虹が日を貫く異象があり金主が尊号を辞したため、仁孝は上表してこれを請うた。
- 金の使者が生誕日を賀いに来た。使者は経武将軍・修起居注の蕭彭哥であった。
- 冬十二月、斡道沖を蕃漢教授とした。道沖は代々夏国の史職を掌る家系の出で、五歳で『尚書』により童子挙に挙げられ、長じて五経に通じ『論語注』を訳し『別義』三十巻や『周易卜筮断』を国字で著し国中に広めた。