西夏書事卷三十四 宋高宗(金天會十二年) 紹興四年(乾順正德八年) 1134年

四川出兵拒否と対金外交

  • 春正月、金の正旦を賀う使者を送った。乾順は陝西での互市を願い出たが、金主は許さなかった。
  • 夏四月、金人が再び四川侵攻への出兵を求めたが、応じなかった。金将兀朮が仙人関で呉玠に大敗し出兵を求めたが、乾順は応じず、金は撒離喝以下総力を挙げて蜀を狙ったものの夏の兵が来ず鳳翔へ退いた。
  • 冬十月、金の天清節を賀う使者を送った。金主は病のため朝見せず、使者は館で宴を受けるにとどまった。
  • 十一月、使者を川陝に送り金討伐への協力を申し出た。金主は劉豫の求めに応じ陝西侵攻の兵を興そうとしており、都統粘沒罕は二度の徴兵拒否を理由にまず夏を弱めるべきと進言していたが、乾順はこれを聞き四川に使者を送り「朝廷の恩義に感じ、金討伐に協力したい」と申し出た。