西夏書事卷二十九 宋哲宗(遼大安十年) 紹聖元年(乾順天祐民安五年) 1094年
再度の易地要求と山陵への贈物
- 春正月、梁氏は再び塞門との交換を求めたが許されず、以後求めなくなった。
- 二月、哲宗が宣仁聖烈皇太后を永厚陵に葬るにあたり、梁氏は馬百匹を進上した。
日食と乾順の若年統治
- 三月朔、日食があった。乾順が年少で梁氏一族が専横を極め、国中はこれを危ぶんだ。
間諜の捕縛
- 夏四月、梁氏が鄜延に放った間諜が経略使范純粋の閲兵の場で見咎められ捕えられた。純粋は間諜を叱り、技量を見せつけて帰した。
梁乙逋の誅殺
- 冬十月、専権を極めていた梁乙逋が、謀反の企てを察知した大首領嵬名阿吳・仁多保忠・撒辰らによって討たれ、一族も滅ぼされた。