西夏書事卷二十四 宋神宗(遼太康二年) 熙寧九年(秉常大安二年) 1076年
秉常の親政開始
- 春正月、国主秉常が初めて親政を行い、麟・府を侵した。時に十六歳、梁乙埋の言に従い兵威を示した。
- 二月、属蕃温渓心の内附要求を受け入れなかった。
- 三月、遼の使者が哀を告げた。
- 夏四月、梁乙埋が民に綏徳城の生地を耕させた。境界紛争が続いた。
- 五月、遼へ弔祭の使者を送った。
- 六月、熙河攻略を謀ったが実行に至らなかった。宋が投降者を受け入れなかったことに感謝の念があったためと評される。
- 秋八月、環州の慕家族が投降を願い出た。