西夏書事卷九 宋眞宗(契丹統和二十六年) 大中祥符元年 1008年

甘州回鶻との抗争

  • 春正月、徳明に守正功臣号が賜られた。天書降下を機に食邑が加えられた。
  • 甘州回鶻を侵した。保吉の代からの回鶻との宿怨を継ぎ、張浦に兵を率いさせたが勝てなかった。
  • 三月、万子等の族に再び甘州を襲わせたが大敗した。回鶻が伏兵で殲滅し、生け捕りにした者を辱めた末に殺した。
  • 夏四月、青塩の交易を求めた。
  • 五月、夏州の属戸が涇原を騒がせた。曹瑋の巡視により退いた。
  • 六月、綏・銀・夏の三州が旱魃となった。真宗は榷場での穀物取引を認め賑救した。
  • 秋七月、太白が輿鬼を犯した。
  • 八月、徳明自ら甘州を侵したが克てなかった。
  • 九月、霊・夏が飢饉となり、粟百万斛を求めたが、宰相王旦の説諭に恥じて求めを取り下げた。
  • 冬十月、泰山封禅を祝う使者を送り、兼中書令を賜った。