西夏書事卷六 宋眞宗(契丹統和十八年) 咸平三年 1000年
靈州糧運の遮断と契丹の後押し
- 春二月、保吉の兵が蕭関に屯した。原・渭・霊・環諸路の熟戸を狙う構えであった。
- 夏五月、濁輪砦を攻めたが、鈐轄劉文質に撃退された。
- 秋九月、霊州の糧運を再び襲い、転運使陳緯を殺した。糧道は瀚海を経由するため常に狙われ、この年も伏兵により陳緯・李守恩が戦死し、王栄の援軍も敗れ、糧運はことごとく奪われた。
- 冬十一月、契丹が徳明を朔方節度使に任じ、霊州攻略を促した。
- 十二月、契丹へ使者を送り貢いだ。契丹は西夏の使者を宋・高麗に次ぐ格式で遇するようになった。