十六国春秋西秦錄三 辛進

誤射の代償

  • 辛進、字は国都。隴西の人。熾磐に仕えて尚書に至った。かつて散騎常侍として熾磐に従い凌霄観に遊んだ際、飛ぶ鳥を弾で撃とうとして誤って暮末の母の顔に当ててしまった。暮末が即位して母の顔を傷つけた経緯を尋ね知ると、大いに怒りその日のうちに辛進を殺し、あわせてその五族二十七人も処刑した。