十六国春秋蜀錄四 劉玄

蜀に逃れた漢室の末裔

  • 劉玄、漢の昭烈帝(劉備)の曾孫、甘陵王永の孫。永は咸熙元年、東の洛陽へ遷り奉車都尉を拝命し郷侯に封じられた。永嘉の大乱に遭い劉氏の子孫は絶えたが、ただ玄だけが蜀へ逃れた。雄は安楽公に任じ後主(劉禅)の後を継がせた。後、永和三年(347年頃)、勢を討伐する軍において孫盛が従軍し、成都で玄に会ったという。