十六国春秋劉玄

劉玄は蜀漢の後主劉禅の子孫で、永嘉の乱で一族が絶える中ひとり蜀に逃れた。李雄に安樂公として後主の後嗣とされ、成漢の下で命脈を保った。

年表(2件)

蜀に生き残った漢の末裔

  • 劉玄は漢の昭烈帝の曽孫、甘陵王永の孫である。永は咸熙元年(264年)、東遷して洛陽に至り奉車都尉を拝し封じられて郷侯となった。永嘉の大乱に値い劉氏の子孫は絶滅したが、ただ玄だけが蜀に奔った。雄は署して安樂公とし後主(劉禅)の後を嗣がせた。後、永和三年(347年)、勢を討つとき孫盛は戎行に參じ成都で玄に見えたと言う。