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十六国春秋
任氏
任皇后とその子
雄の妻任氏は天水の人、僕射任顔の姉である。建興元年(313年)、王后に立てられた。任氏には子がなく、妾の子十五人があった。長子の越、次子の霸、第四子の期はみな任氏の養うところで、諸子の保・約らもそうであった。期が僭立するに及んで尊んで皇太后とし、兄の越を相国・大將軍・録尚書事に拝し建寧王に封じ、仲兄の霸を鎮南大將軍とし、弟の保を鎮西大將軍とし、約らはみな拝授があった。その後ことごとく夀に殺され、任氏もまた憂憤をもって死んだ。
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