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十六国春秋
前涼錄六 辛慿
忠を貫いた父
辛憑、字は士彦。隴西狄道の人。茂に仕え燉煌太守となった。ただ一人の子・髦がおり、狄道へ墓参りに赴いた際、枹罕護軍辛晏の反乱に遭い晏に捕らえられた。憑は茂に晏討伐を勧め、茂が子の身を案じると、憑は「臣たる者が主に仕える上で、どうして子を顧みられましょうか」と答えた。茂は「そなたは純粋な忠臣だ」と述べ、関内侯の爵位を賜った。
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