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十六国春秋
前涼錄六 汜褘
剛直な地方官
汜褘、字は休臧。燉煌の人。福禄令となり剛直で上役に阿らなかった。酒泉太守馬漢は督郵張休祖を遣わし弾劾させた。休祖の脅しに褘は怒り印を肘に結びつけたまま自ら縛につき、縛られた後に印を取り出して事情を告げた。これを聞いた休祖は印を解かずに勝手に令長を縛った罪、大不敬をもって論じられた。褘は左遷され居延令となり、後に寔に仕え左長史となった。
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