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十六国春秋
前涼錄六 閻氏・薛氏
天錫への殉死
天錫の妾、閻氏・薛氏はいずれも出自不詳、容色によりともに格別の寵愛を受けた。天錫が病に伏した際「そなたたち二人はどうやって私に報いるつもりか、私が死んだ後、まさか他人の妻になるつもりではあるまいな」と告げると、二人は「もし尊いあなた様に万一のことがあれば、妾は御前で命を捧げ死後もお仕えいたします、決して他の志はございません」と誓った。病が篤くなると二人の姫はいずれも自刎した。病が癒えると天錫はこれを悼み、夫人の礼で葬った。
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