☰ メニュー
十六国春秋
前涼錄六 嚴氏
重華の嫡母
嚴氏、重華の嫡母。若くして志操があり、部下を率いる際は厳格で、慷慨として丈夫の節操を備えていた。重華が即位すると太王太后に尊ばれ永訓宮に住んだ。天錫が帝位を僭称するとやはり太王太后に尊ばれた。天錫が淫昏で驕り放埓、民の務めを顧みず、永訓宮への朝礼も行わなかったため、従事張慮が棺を輿に乗せて切に諫め拝謁を求めたが、天錫は容れなかった。太后はまもなく憂いのうちに卒した。
← 張瓘
馬氏 →