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十六国春秋
後秦錄十 法羽
焼身供養
法羽、冀州の人。慧始の弟子。始は苦行を精進し頭陀の行を修めていた。羽も心を勇猛にし深くその道を悟り、常に薬王菩薩の焼身供養に倣うことを願っていた。弘始年間、興の叔父の晋王緒が当時蒲坂を鎮守しており、羽はこの事を緒に告げた。緒は「入道の道は多方にある、なぜ焼身にこだわるのか、あえて反対はしないが、よくよく考えてほしい」と答えたが、羽の誓いはすでに固く、香油を体に塗り布を巻きつけて捨身の呪を誦えながら自ら火を放って焼身した。
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