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十六国春秋
後秦錄九 胡辨
当代の大儒
胡辨、涼州西河の人。当代の大儒であった。苻堅の建元末年、東の洛陽へ移り講義を続け、弟子は千余人に及び、関中の後進の多くがこれに師事した。興は関所の役人に「諸生が道義を尋ね学び、身を修め励むために往来出入りするのを常の制限に拘わらず自由にせよ」と命じたため、学者は皆励まされ儒風が盛んになった。辯は若くして学を好み経史に博く通じ、風格は高く爽やか、気骨は超然としており、夜には燭を灯し昼夜を継いで読書に励み、当代の大儒として知られた。
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