十国春秋十國春秋卷一百九 十國紀元表
十國紀元表の序
- 撰者は檢討・呉任臣。
- 十國のうち帝を称した国は七、独自に改元した国は八。楚と荆南は中朝(中原王朝)の年号を用いた。
- 呉越では武肅王(銭鏐)だけが三度改元し、文穆王より後は改元が伝わらない。
- 荆南の文獻王、楚の恭孝王も同じく呉および南唐の正朔を奉じた。
- 呉越・閩の両国は、さらに契丹の年号「會同」を一年間用いた。
- このように各国の紀年が入り組んでいて写し誤りが生じやすい。
- そこで梁の開平丁卯の年(907年)に始まり、宋の太平興國己卯の年(979年)に終わる、あわせて七十三年について、その間の各国の紀年で考証できるものを集め、すべて並べてこの十國紀元表を作った。