十国春秋卷九十九 閩十 列傳 僧道閑

「帰り去るぞ」と莞爾として寂す

  • 僧道閑は長渓の陳氏の子である。太祖は招いて福州の羅山に住まわせ、「法宝禅師」と号した。臨終の時、堂に上って「帰り去るぞ」と言い、莞爾(にっこり)として寂した。
  • この頃、また僧の宝聞という者がおり、『続宝林伝』四巻を著した。僧の神禄は福州蓮華山に住み、僧の慧覚は福州報慈院に住み、いずれも宗旨に深く通暁し、太祖父子に優遇された。