十国春秋卷九十七 閩八 列傳 石氏二女

賊に屈せず投水す

  • 石氏の二女は福州永貞鎮の人である。長女を月華、次女を雪英といい、国色(絶世の美貌)があり、書史を広く学んでいた。太祖の時、処州の青巾の賊が乱を起こして地を略奪し鎮に至った。二女は賊に遭って屈せず、水に身を投げて死んだ。水のほとりにはもとより飛来石があり、これによってその地を名づけて「石八娘巌」といった。