十国春秋卷九十五 閩六 列傳 孟威
孟威
- 孟威(一に闕咸に作る)は、人。天祐中、太祖に従って都押牙となり、建州刺史に任じて能名があった。開宝中、呉越の忠懿王が宋に請うて太祖のために祠を福州に立てさせると、そこで威を張睦らとともに二十六人、廟庭に配享させ、一時これを至当と称した。
史論
- 論じていう。昭武帝(太祖)は閩の辺境に崛起し、鱗(王者)に攀じ翼に附く者は済済として多かったが、なお功臣を論ずるとき、みな睦と威とを首功とする。事跡はあまり詳しく伝わらないことは惜しいが、ただその大端を次にこのように記した。