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十国春秋卷八十七 呉越十一 列傳 余萬頃
殿上虎の異名
余萬頃、字は九疇、睦州の人である。忠懿王に仕えて武林検校察諸軍事となり、左右の親軍でこれを畏憚しない者はなかった。国が滅んで宋に入ると、侍御史に遷り、言うべきことは隠さず言ったので、人々は彼を「殿上虎」と呼んだ。戸部侍郎・栄禄大夫に改め授けられ、没した。萬頃の従子の元嘉もまた忠懿王に仕え、宋に至っては官を累進して緋魚袋・中奉大夫を賜った。
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