十国春秋卷七十二 楚六 列傳 黃損

黃損

  • 黄損はどこの郡県の人か分からない。武穆王の時、兵部侍郎の官にあった。王が世を去ると、遺言で諸子・兄弟が相続することを命じたので、諸将は先に兵を発して辺境を守り、その後に喪を挙げようと議した。
  • 損は言った、「我らは君を喪ったが、(後継の)君はすでにいる。何を備える必要があろうか」。そこで衡陽王に、朝廷や諸鎮に使者を遣わして哀を告げ、嗣位を称してその始終を正すべきだと勧めた。人々はみな損が大局を心得ていると称賛したという。