☰ メニュー
十国春秋卷四十二 列傳 李仁表
李仁表
李仁表は若くして詩に長じていた。唐末、許州に寓居していたとき、尚書薛能がその地の鎮守であった。仁表が自らの作品を献じ物として整えていたところ、机に向かって整理している最中に、戴勝(ヤツガシラという鳥)が軒先から飛び入って羽を広げて舞ったので、仁表は内心これを不思議に思った。翌日、薛能に詩を献ずると、大いに礼遇され、数日のうちに薛能の娘を娶らせた。高祖の開国に及んで仁表は成都に来て、官を重ねて刑部侍郎に至って没した。
← 十国春秋卷四十二 列傳 仲廷預
十国春秋卷四十二 列傳 姜誌 →