十国春秋卷四十一 列傳 庾凝績
庾凝績
- 庾凝績は傳素の再従弟(またいとこ)である。髙祖に仕えて翰林学士承旨となった。天漢元年、吏部尚書、内枢密使を拝した。この年、髙祖の病が重くなり、朝廷内外の財政・中書の官吏の任命・諸司の刑獄の事をすべて凝績に委ねて主管させた。後主が即位すると、宰相張格はすでに再び維州司戸に謫せられていたが、凝績は格と以前から折り合いが悪く、このとき格を合水鎮に移すよう上奏し、茂州刺史の顧承郾に監視させた。承郾が命令に従わなかったので、凝績は公事にかこつけて彼を処罰した。その些細な恨みを執拗に追及することはこのようであった。