十国春秋卷二十三 列傳 蔣廷翊

経歴

  • 蔣廷翊は人となりが廉潔でこせこせしなかった。昇元の頃、烈祖が文武の官を召して内蔵(宮中の宝物庫)を見せ、思うままに金帛を取って持ち去るよう命じたところ、百官はみな重く積み込んで帰ったが、廷翊だけは一巻の絹だけを手に取り、他は何も取らなかった。当時の人々はこれを立派だとした。尚書郎で終わった。