十国春秋卷二十一 列傳 孫漢威

経歴

  • 孫漢威は()の人であり、初め烈祖に仕えて小校となった。烈祖が呉を輔政していた頃、諸鎮の重臣たちと延賓亭で射を行った際、劉信が牙(旗竿飾りの弓)を挙げて矢をつがえ、四座に向けて構えたところ、漢威は烈祖に不利になることを疑い、突然身を引いて烈祖を庇い、自らこれを盾に立った。これより一層寵遇が加えられ、累進して侍中・奉化軍節度使に至った。