十国春秋卷十九 列傳 文陽郡公從信
文陽郡公從信
- 從信は元宗の少子である。後主の時、文陽郡公に封ぜられた。宋に帰って右監門衛大將軍となった。元宗の十子のうち、文獻太子・𢎞茂・後主・從善・從鎰・從謙・從度・從信の八人があったことが知られ、その二人は名が逸している。私(著者)はかつて『閩志』を読んだが、その中に後主の弟の良佐が武夷山で道を修めたことを載せ、後主は有司に勅して會仙觀を建てさせ、良佐を演道冲和先生に封じたとある。あるいは良佐がこの二人のうちの一人であって、史籍がたまたま伝えなかったのであろうか。