十国春秋卷十一 列傳 沈文昌

太祖を罵る檄文を書くも赦さる

  • 沈文昌は湖州の人である。文を作るに精工で、あらかじめ構想していたかのようであった。常に田頵の幕中に居り、田頵に代わって檄を草して太祖を罵り、極めて醜く詆(そし)った。
  • 田頵が敗れると、太祖はその罪を赦し、用いて節度牙推とした。頗る通敏をもって当時に知られた。