百戰奇略書戰第九十七

  • 要旨: 敵と対峙している間は兵士に私信の往来や親戚との接触を許すべきでなく、動揺や未練の種を断つべきだと説く。

原則

  • 私的な音信は軍心を乱すもとになるため断つべきだとする。

史実に見る実践

  • 呉の呂蒙が関羽の留守を狙って荊州を奇襲した際、占領地の民や関羽軍の家族を手厚く扱い、軍紀を厳格に保ち、老人を気遣うなど懐柔策を徹底した。
  • 帰路の関羽の兵が家族の無事を確かめる音信を通じて厚遇を知り、次々と戦意を失ったため、関羽は麦城に追い詰められ最終的に討たれたとする。