百戰奇略人戰第八十六
- 要旨: 行軍中に不吉な前兆(怪異)が起きても、大将が動じずに人事を優先して決断すべきであり、大義があれば疑う必要はないと説く。
原則
- 妖しい前兆に惑わされず、正義に基づく判断を貫くべきだとする。
史実に見る実践
- 唐、輔公祏討伐に赴いた李孝恭は、宴席で水が血に変わるという不吉な出来事が起きた際、これを敵の敗北の予兆だと言い切って動揺を鎮めた。
- 堅陣を保って敵の糧道を断ち、疲弊した敵の夜襲にも動じず、翌日は弱兵で挑発して伏兵で迎え撃つ策で敵を撃破した。
- 輔公祏を追い詰めて生け捕りにし、江南を平定したとする。