百戰奇略避戰第七十九
- 要旨: 敵が強く味方が弱い場合、敵の初めの鋭気を避け、疲弊を待って攻めるべきだと説く。
原則
- 敵の鋭気を避け、疲れて帰る敵を撃つべきだとする。
史実に見る実践
- 後漢、皇甫嵩が涼州の王国討伐に赴いた際、董卓の速攻論を退けて持久策を選び、王国軍が陳倉を落とせずに疲弊して撤退するのを待った。
- 皇甫嵩は撤退する敵をあえて追撃し、董卓の「窮寇は追うべきでない」という反論に対し「これは追い詰められた敵ではなく単に疲弊した敵であり、整然たる我が方が乱れた敵を討つのだ」と説明して撃破したとする。