百戰奇略必戰第七十八
- 要旨: 敵地深く攻め込んでも敵が籠城して戦わない場合は、敵の本拠や退路・糧道を断つことで、否応なく敵を野戦に引きずり出すべきだと説く。
原則
- 敵が必ず救わねばならない場所を攻めれば、堅塁の敵も戦わざるを得なくなるとする。
史実に見る実践
- 三国、魏の司馬懿が公孫淵討伐に赴いた際、堅陣で持久しようとする敵の意図を見抜き、旗を分散させて敵の主力をおびき出しつつ、本拠の襄平へ密かに進軍した。
- 攻城具の準備を急がず、糧食の乏しい敵と持久する自軍の兵力差を計算して速やかな決着を図り、洪水明けに攻城具を整えて総攻撃をかけた。
- 兵糧尽きた公孫淵配下は降伏を申し出たが受け入れず討ち取り、遼東の地を平定したとする。