百戰奇略水戰第六十五
- 要旨: 川辺での対陣や渡河戦において、敵が半ば渡り終えた時に攻撃するのが有利だと説く。
原則
- 渡河中で隊列が乱れている状態の敵を攻めるべきだとする。
史実に見る実践
- 漢の酈食其が斉を説いて帰順させ油断させたところ、韓信は蒯通の勧めで斉を急襲して破った。
- 斉を救援に来た楚の龍且は、漢兵は遠征で持久すれば自壊するという慎重論を退けて渡河戦を選んだ。
- 韓信は上流を土嚢でせき止めておき、渡河中の龍且軍に見せかけの敗走で誘いをかけたのち堰を切って大水を起こし、渡り切れなかった敵の大半を撃破して龍且を討ち取り、斉を平定したとする。