百戰奇略退戰第六十

  • 要旨: 敵が多勢で地形も不利なときは、無理に争わず速やかに退いて軍を保全すべきだと説く。

原則

  • 難しいと分かれば退くべきだとする。

史実に見る実践

  • 三国、魏の曹爽が蜀を攻めた際、同行した司馬昭は蜀の王平による夜襲にも動じず陣を保ち、蜀の費禕が険を頼みに守って戦機がないと見て、速やかな撤退を進言した。
  • 曹爽らは退却を決断し、費禕が要衝を争おうと兵を進める前に、険しい道を密かに越えて無事に退くことができたとする。