百戰奇略敗戰第五十八
- 要旨: 敗れても恐れることなく、不利の中にある利を見出して態勢を立て直せば勝機はあると説く。
原則
- 不利な状況の中にも利用できる要素があり、それによって窮地を打開できるとする。
史実に見る実践
- 西晋末、河間王顒配下の張方が洛陽に迫った際、天子の輿を見て一時退却する事態となり、軍は大敗して混乱した。
- 張方は「勝敗は常のこと、敗れたことをかえって好機に転じればよい」として、夜のうちに前進して洛陽に迫る陣を築いた。
- 油断していた長沙王義がこれに気づかず出撃し、大敗を喫したとする。