百戰奇略飢戰第五十三
- 要旨: 敵地深く入り兵糧が乏しくなった場合は、敵の倉庫を奪い糧を現地調達すべきだと説く。
原則
- 敵から糧を奪うことで軍の食料を賄うことができるとする。
史実に見る実践
- 北周の賀若敦が陳の湘州を攻めた際、増水で糧道が断たれる苦境に陥ったが、土を米に見せかけて積み、糧が豊富であるかのように敵を欺いた。
- 陳軍の輸送船に偽装した伏兵船で敵の輸送隊を捕らえたり、船を怖がる馬を仕込んで敵の投降兵受け入れの隙を突いて伏兵で殲滅したりと、様々な計略で敵を翻弄した。
- 敵は疑心暗鬼になり、長期の対峙でも賀若敦を制することができなかったとする。