百戰奇略驕戰第二十一

  • 要旨: 敵が強大でまだ討ち難いときは、へりくだった言葉と厚い礼をもって驕らせ、隙が生じたところを一挙に破るべきだと説く。

原則

  • 敵をあえて持ち上げて油断・驕りを誘い、隙が生じるのを待って一挙に破るべきだとする。

史実に見る実践

  • 三国、蜀の関羽が北伐して魏の于禁を捕虜にし曹仁を樊で包囲した際、呉の呂蒙は病と称して都に戻り、陸遜に後を託した。
  • 陸遜は無名の若輩と侮られていることを利用し、関羽にへりくだった書簡を送って驕心をさらに増長させ、荊州方面の備えを緩めさせた。
  • 呂蒙は無名の陸遜を後任に推挙して関羽の警戒を解かせ、その隙に軍を進めて公安・南郡を陥落させたとする。