百戰奇略強戰第十九
- 要旨: 味方が優勢なときは、あえて弱く見せて敵を誘い出し、精鋭で撃破すべきだと説く。
原則
- 実際には力があるのに無いように見せかけることで、敵を侮らせて誘い込むのが有効だとする。
史実に見る実践
- 戦国、趙の李牧は雁門で匈奴に備え、はじめは戦いを避けて守りに徹し、匈奴からも趙王からも臆病だとみなされた。
- 交代させられ再任された後も、あえて弱い姿勢を貫きながら実際には士卒を厚遇し訓練を重ねて力を蓄えた。
- 十分な兵備が整った後、匈奴をおびき寄せて奇陣で挟撃し、十万余騎を討ち取る大勝を収め、以後長く匈奴は趙の辺境を侵さなくなったとする。