百戰奇略教戰第十

  • 要旨: 出兵に先立って軍を十分に訓練しておくことが必勝の条件であると説く。

原則

  • 士卒が離合集散・進退の号令に習熟していなければ、いくら数がいても敗れるとする。

史実に見る実践

  • 戦国、魏の呉起は、一人が習得した戦法を十人に、十人が百人にと段階的に広めて全軍に浸透させる訓練法を説いた。
  • 遠近・逸労・飽飢の使い分けや、円陣・方陣、進退左右の変化を繰り返し訓練させたうえで初めて兵を用いるべきだとし、これを将たる者の務めとした。