百戰奇略車戰第八
- 要旨: 平原での歩兵・騎兵との戦いでは、偏箱車・鹿角車で方陣を組むことで力を集約し、防御と統制を兼ねられると説く。
原則
- 車陣は兵力の統率・前面防御・部伍の統制の三つの利点を持つとする。
史実に見る実践
- 西晋、涼州刺史楊欣が羌戎との関係を失い討たれ、河西が孤立した際、司馬督の馬隆が自ら兵を募って平定を志願した。
- 馬隆は強弓を引ける精鋭三千余名を選抜し、八陣図に基づく偏箱車・鹿角車を用いて険路では車上に木屋を設け、進みながら敵の伏兵・妨害を退けて転戦千里に及んだ。
- 各地の羌の首長を服属させ、樹機能らを討って涼州を平定したという。