封神演義楊任、下山して瘟司を破る(第八十回 楊任下山破瘟司)
龍安吉の最期
- 哪吒が龍安吉に挑む。龍安吉は「四肢酥」を放つが、哪吒は蓮花化身で魂魄がないため効かない。哪吒は三頭八臂を現し乾坤圏で龍安吉を打ち落とし、首級を挙げる。
呂岳・陳庚の来援
- 龍安吉の死に驚いた徐芳のもとへ、九龍島の煉気士・呂岳が現れる。呂岳は子牙への深い怨みを語り、徐芳の兵を借りて復讐を図る。
- 呂岳が出陣すると子牙門下の面々が一斉に襲いかかるが、呂岳は三首六臂を現して列瘟印で雷震子を打ち倒す。子牙は打神鞭で呂岳に一撃を与え、呂岳は穿雲関へ敗走する。
- 続いて呂岳の弟弟子・陳庚が到着し、新たに完成させた秘宝を携えて助勢を約束する。
瘟㾮陣
- 呂岳は子牙に陣試合を持ちかける。子牙と楊戩が調べに行くが、正体不明の異様な陣であった。子牙は元始天尊の予言「穿雲関底受瘟㾮」を思い出し、瘟㾮陣と見抜く。楊戩がこれを言い当てて呂岳を黙らせる。
- 終南山の雲中子が来訪し、この陣は子牙自身の「百日の災」であって、期限が満ちるまで他者には破れないと告げる。子牙は剣・印を雲中子に預けて陣中に赴くことを決意する。
- 呂岳の同門・李平が訪れ、天命が周に帰していることを説いて陣を解くよう勧めるが、呂岳は聞き入れない。
- 呂岳から挑戦状が届き、子牙は翌日の対決を承諾。雲中子は子牙に符印と丹薬を持たせて送り出す。子牙は陣中に誘い込まれ、瘟㾮傘に閉じ込められるが、杏黄旗の加護でかろうじて命を保つ。哪吒・楊戩らが呂岳・陳庚と激戦を繰り広げ、陳庚に乾坤圏、呂岳に哮天犬の一撃を与えるが、二人は陣中へ逃げ込む。武王は子牙を案じるが、雲中子は「百日の災が満ちれば無事に戻る」と諭す。
楊任の登場
- 呂岳は捕らえた黄飛虎ら四将を朝歌へ護送させようとする。青峰山紫陽洞の清虚道徳真君は弟子の楊任に、瘟㾮陣を解き四将を救うよう命じ、「飛電鎗」・雲霞獣・五火神焰扇を授ける(楊任はかつて紂王への直諫で両目をえぐられ、道徳真君に仙丹で目に手のひらの目を生やされた経緯を持つ)。
- 楊任は護送隊を追い、五火神焰扇で護送の将・方義真を吹き飛ばして黄飛虎ら四将を救出、関内に潜伏させて内応を約束させる。
- 楊任は周営に至り雲中子・武王と合流。百日の期限まであと三日と知らされ、期限が満ちた日に瘟㾮陣へ攻め込む。呂岳は楊任の異相に驚きつつも応戦し、数合の後に陣中へ逃げ込み、楊任もこれを追って陣へ突入する。